猫が積み上げた本を崩して滑り台遊びをします…。
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[新装版]人を活かす経営
評価:
松下 幸之助
PHP研究所
¥ 1,000
(2006-10-26)
Amazonランキング: 51343位
Amazonおすすめ度:
立ち寄ったファミマで買って、そのまま読んでいました。

活かされていない被雇用者が読めば、怒りと決意を新たにするでしょう。

活かそうとしている経営者が読めば、やはり自分の信念を新たにするでしょう。

人を活かそうとしていない、もしくは活かしていると思っていても実際にはそれほどできていない経営者が読めば、何も変化は起こらないでしょう。

長く生きている人の言うことは聞くもんだなぁ。



素朴な時代のエピソードだけに、組織運営の本来のあり方が見えてくる一冊。
「コーチング」だの「エンパワーメント」だの言われなくても、普通、人の気持ちを考えればそのようにせねばならないものだろう、ということが、エピソードを読むことで腹に落ちる。
朴訥でまっすぐな文章が、著者の主張を読者に納得させてしまいます。



それにしても、PHPって松下語録の著作権一手に握ってて、いい商売してるなぁ。
どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(0)
コンビニ・ララバイ
評価:
池永 陽
集英社
¥ 1,680
(2002-06)
去年のお誕生日に、お知り合いにもらった本です。
読んだのはだいぶ前のことになってしまいましたが…。

「生きてるって
 いいことばかりじゃないけど、
 悪いことばかりでもないんだね」

コンビニ「ミユキマート」を舞台にした連作短編集。誰にでもそれぞれドラマがある。
言えないこと、切ないこと、ちょっと楽しくなることも。
コンビニは確かに、ドラマの舞台かもしれない。
いろいろな人が出入りして、それぞれの人に、それぞれの事情や思いがある。

不幸自慢はするもんじゃないと思うけど、こういうの読むと、いろんなこと抱えたいろんな人が世の中で生きてるんだよなぁ、私なんてきっとだいぶ幸せな部類だ、とか思う。

久々に短編を読みました。
どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(0)
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
評価:
リリー・フランキー
扶桑社
¥ 1,575
(2005-06-28)
だいぶ前、発売してちょっとしたころに読みました…。
すごい勢いで出世した作品。スペシャルドラマになり、連ドラになり、映画になり。

フランス書院のインタビューで淡々とエロについて語るこの色男は、年少時代はうぶで気の小さい「ずれた子」であり、気が小さいゆえにマザコンであった。
オトンはやくざな商売を転々とし、女も転々としちゃうやんちゃさん。
この小説の冒頭は、酔って帰った酒乱のオトンの危害を避けようと、ばーちゃんとオカンのコンビプレイでボクが宙を飛んだ記憶から始まる。
つかず離れず、かといって愛情や独占欲がないわけでもない、大人の関係の、オカンとオトン。
「ときどきオトン」な生活の中、うぶな青年はうぶなまま、いまどきらしくない大人になり、都会へ出て、家賃も払えない生活の中で野宿も経験し、オトンがきっかけを作ってくれた「絵」という仕事で食っていけるようになった。

設定だけ取り上げれば、メディアが喜ぶお涙ものである。実際、テレビドラマでは片親の子供の青い春ととまどい、親子愛を強調した脚色がなされた。
しかしどうだろう。それは正解だっただろうか。


淡々とした文章が大変印象的なのであり、今色男であるところのリリー・フランキーが実はうぶでいまどきらしくない青年だったというところが物語のツボなのであり、「ゆれる片親の男と母親の強烈な愛」という感じはしない。
この感じは、小説だからこそ表現できるのであり、映像にしてしまうと伝わらないのかもしれない。

あとは。

60年代〜80年代の、ほこりっぽい香りが、誰の心も自動的に打ってしまうのだと思う。

人が苦しんで亡くなるシーンは、どんなお話でも切ないね。

連ドラは最終回まで見る前に録画をやめてしまいました。映画はまだ見てません。


ってなことで、フランス書院で編集者募集しとるぞ。
熱意があれば異業種からの転職もありとのこと。

フランス書院編集部員の募集

どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(0)
バカなおとなにならない脳
バカなおとなにならない脳
バカなおとなにならない脳

子供はみんな、かしこくなりたい。
大人もだけどね。

養老センセは、リアリストだ。
わからないことはわからないと言うし、わかってることはそのように答える。
客観的な第三者的視点で物を見て、わるいことはわるい、いいことはいいと言う。
そして最後は「でしょ?」と突き放す。

子育てだとか、賢くなりたいだとか考えるとあたまでっかちになりがちなんだけど、この本は「自分で考えて、行動するから学べるんでしょ?」というメッセージがあふれています。そだね。

知識のバックグラウンドを提示しながらの解説で説得力も高くて、こういう大人が身近にいると、じじむさくて達観した賢い子供が育ちそうな気がするなぁ。
どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(0)
失踪日記
失踪日記
失踪日記

あずまんがでおなじみ(わたしはなじんでないけど)、『ななこSOS』でも著名な吾妻ひでお氏の自伝漫画。
ファンというわけではないのだけど、彼との出会いは新井素子の小説のカットという古い縁。『ひでおと素子の愛の交換日記』なんてのもあったなぁ(今は絶版なのか…)。「オタク」という言葉がまだなかった時代に、そんな世界の人々から支持を得て今に至る人。

■吾妻ひでお - Wikipedia

これすごいわ、ひどいわ。書けない苦悩、求められる漫画と書きたい漫画のギャップに悩んで、家族を置いて出奔。自殺を試みるも果たせず、そのまま山の中でホームレス生活に入る。この生活が性にあったようで、捨てられた物を有効活用したり、お手製マヨネーズを作ったりと、ぼんやりとした生活を危機感もなく楽しむ生活が続き。。。

商業誌デビューしてる漫画家さんなのに、浮浪者になっちゃってるところを拾われて配管工になっちゃったり、アル中で幻覚見て強制入院させられたり。そしてそれをネタにする。どこまでも野放図な漫画家…(奥さん、なんでこの人と籍入れたんだろ)。今でこそからっと明るく書いてくれちゃってるので、ニヤリとしながら読むのだけれども、当時はほんとに大変だったのだろうなぁ。

それこそ「天才と病気は紙一重」なのかもしれないな。

あ、巻末のとり・みきさんとの対談も必読です☆ 漫画って奥深いね。
どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(0)
養老先生と遊ぶ
養老先生と遊ぶ 新潮ムック
養老先生と遊ぶ 新潮ムック


ベストセラーになった『バカの壁』を書いたセンセイですが、この人、ほんっとオモシロイ。だいすき。
昆虫大好き、変人の養老先生。
猫が大好き養老先生。
高橋留美子愛読者、養老先生。
幼くして父を亡くした養老先生。
脳を研究する養老先生。

1冊で養老先生の人とナリがまるわかりって感じの、お得な1冊でした。
新書みたいなものばかり読んでいると著者そのものの存在と切り離して考えてしまうけど、こういう本があるとますますファンになっちゃうなぁ。
どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(0)
龍は眠る
柱整理更新。

龍は眠る
龍は眠る


宮部みゆきデビュー。

内容(「BOOK」データベースより)
嵐の晩だった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」。その言葉を証明するかのように、二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。それが全ての始まりだったのだ…宮部みゆきのブロックバスター待望の文庫化。


他者の思念や過去の情報を読みとることが出来る二人の少年をめぐる物語。わかりすぎるって良くないね。せつない。
この本を読んでいたら、優しいが故に苦悩してしまう人たちのことや、HSP(Highly Sensitive Person)のことを思い出した。

■Highly Sensitive Person Network
「言いっぱなし、聞きっぱなし」に書いてあることって、好きだな。
続きを読む >>
どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(0)
ゲームの名は誘拐
ゲームの名は誘拐
ゲームの名は誘拐
東野 圭吾

以前にエントリに書いた、『G@ME.』の原作本。
ミステリひさびさー。

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『秘密』 『白夜行』などで重厚な人間ドラマに新境地をひらいた著者が、ホームグラウンドともいうべきシンプルなミステリーの舞台に立ち返り、「ゲーム感覚の誘拐事件」を描く。使い捨て携帯電話やインターネットの掲示板が事件の重要なカギを握るなど、時代の風俗をたくみに取り入れ、展開もアクロバティックでエンターテイメント性は十分だ。映画『g@me』の原作だが、テンポのよさはいかにも映像化向きでもある。
やり手の広告代理店プランナーが、仕事上で屈辱を味わわされた大手自動車メーカー副社長への復讐を思いつく。仕事も恋愛も人生はすべてゲーム、それに勝ち抜くことがすべてと信じるエリートのプライドが、物語の重要な背景となっている。そこに家出中の副社長の娘が絡み、ラブストーリー的な要素も加わっていく。おのおのの思惑が思わぬ方向に事態を変化させていくあたりは、稀代のストーリーテラーとしての著者の面目躍如だ。

こうした事件ものでは、複数の視点から立体的に描写をしていく手法が一般的だが、本作では一貫して主人公の視点からの著述となっている構成もユニークだ。読者にも、復讐相手の出方、警察の捜査などの状況はなかなか明確になってこない。これがサスペンス的で緊迫した雰囲気をいっそう盛り上げている。自信満々で鼻持ちならない登場人物のキャラクターをあえて強調するあたりも著者の計算どおりで、それだけにラストのどんでん返しが印象に残る。(松田尚之)



映画化されたものを先に見てしまっていたので、それに比べるとちょっと物足りない感じはする。ストーリーテリングのテンションが低いっつーか、文章の質がすごい淡々としてんのね。基本的なストーリーはほとんど映画も本も一緒。映画では仲間由紀恵が演じていた女子大生は、原作本の中では女子高生なのだけど、ヲレこんな女子高生ヤダw。こわいもん。

プライドの高い若手エグゼクティブ、プランナーである主人公の男。ビジネスで屈辱を味わわされた客先の副社長に復讐心まんまんで、副社長の家に押し掛けようとする。ヲレこんな男ヤダw
で、恨みがましく見つめていたお屋敷から飛び出してきた、生意気な女子高生との出会いをきっかけに、復讐ゲームが始まるわけです。


お話は男の目線からしか語られず、主人公と女子高生、副社長のだまし合いが、映画でだいたい知ってるけれどもやっぱり「うわ、そうくる?」というわくわく感があっておもしろかった。けど、最後のオチになってるところは、複線がミエミエだったです…。

映画はエンターテインメントに仕上がっていたけれども、こっちはほんの少し泥臭いかんじね。なんせ女子高生が○○○o○○して男をハメるっつーんだから怖いよママン!
どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(0)
経済ってそういうことだったのか会議
経済ってそういうことだったのか会議
経済ってそういうことだったのか会議
佐藤 雅彦 竹中 平蔵

酷いよ、竹中さん株買ったことナイって(号泣)。佐藤雅彦の「鋭いのに素朴なギモン」が、すごくわかりやすくて、とても面白く読めた。

決めつけるわけではないがー、概ねそもそも、婦女子というのは経済にはとんと疎いわけでして、ヲイラもいちおー婦女子なので例外に漏れず。経済の動きには興味はあるけど、株を買えるほど詳しくないし、説明されても理解に時間がかかる。


それでも手に取ったのは、苦手な分野だけど挑戦したいなぁ、「知ること」自体はキライじゃないのだ、という興味と、やっぱり佐藤・竹中コンビの対談という設定、この2人のキャラクター。とっても頭がいいのに素朴で朴訥な佐藤さんの、まっすぐで直感的で、しかも裏付けのある質問と、それに答える、高い専門知識を持つ竹中さん。当時教壇に立っていた竹中氏は経済学の啓蒙者としても有能な人なんだなってことがよくわかる。わかるようにちゃんと話してくれてるから、読んでもちゃんと理解できるのだ(日本において、著名な学者が自分の分野の知識を一般庶民にわかるように説明できるというのは、非常に希有だと思う)。
レビュー

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経済の素人と気鋭の経済学者による、「経済とは何だ」というテーマについての対談集である。素人側には「だんご三兄弟」「ポリンキー」などを手がけた広告クリエーターの佐藤雅彦氏。学者側には大蔵省、ハーバード大学などを経て、現在は慶応大学教授の竹中平蔵氏。対談形式という気軽さも手伝って、経済に無縁の人でも十分に読みこなせる1冊となっている。
何と言っても、聞き手は広告業界で一流の人である。短時間に大切なメッセージをいかにわかりやすく伝えるかを追求するプロフェッショナル。そんな佐藤氏の質問は、シンプルかつコンパクトでありながら、ぐいぐいと事の真髄に迫っていく。対する竹中氏は、たとえ話を織り交ぜながら、明快に答えている。
「お金って何?」という素朴な疑問から始まる第1章「お金の正体」を読むだけで、読者は「経済」をぐっと身近に感じるだろう。第3章「払うのか、取られるのか」は税金の話である。多くの日本人(特にサラリーマン)にとって実感の薄い税金こそが、民主主義の根幹をなすものだと改めて教えられる。第4章「何がアメリカをそうさせる」は、経済のみならず文化、歴史的背景を掘り下げており、アメリカ文化の影響下にある日本人には興味をそそられる話題である。
この本の特異性は、経済という硬いテーマを扱いながら、エンターテイメントとしても楽しませてくれることだ。「世界で最初の株式会社とは?」のような、雑学的話題もあるので、会話のネタ本としてもおすすめ。ちなみに、正解は東インド会社。(齋藤聡海) このレビューは、同タイトルの単行本のレビューから転載されています。


ちょっと難しいところもあるけど、たとえ話として引き合いに出るのが「牛乳瓶のフタの大ブームとそれに伴う価値(牛乳瓶のフタの貨幣化)」の話だったり、昔懐かしい教科書で見た東インド会社のエピソードだったりして、とにかくとてもわかりやすい。説明によどみがない。これは初出が2000年なので、内容がユーロ統合だったりとか少し古いのだけど、本質は今でもあまり変わっていないから「基本を知る」「何故今こうなのかを知る」という点で、すごくわかりやすい本だった(また読まないと忘れるような気がするけど)。


経済って株とか政府の政策とか遠いことのようなイメージあるけど、ホントはすごく哲学的で生活に身近で、税金ひとつ取ってもすごく難しい、大事なことなんだなぁ。それでも日本の政治や経済活動に信頼が置けないヲイラは、どうしても口を出す気になれないのだけど。

今回は文庫本を読んだので、最初に書籍化されたときから数年後の対談も収録されていて、安くなってるのだろうにお得なかんじでした。あと、佐藤さんの味わい深いイラストとか、佐藤さんが感銘を受けた竹中語録が手書き風に差し込まれているのも、とっつきやすいかんじを増強していてぐー。
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7つの習慣 ティーンズ
7つの習慣 ティーンズ
7つの習慣 ティーンズ
ショーン コヴィー

ビジネス界でもよく取り上げられる、「7つの習慣」。どうせ当たり前のことが書いてあるんでしょー、と斜にかまえつつ、お子様向けからちょっと覗いてみた、わけですけれども。

「7つの習慣」自体は、アメリカで提唱されて世界に広がっている考え方、一部界隈ではとても有名。日本にもFranklinCovey JAPANという現地法人があって、この考え方を中心にしたエグゼクティブ教育をやっている。人によっては、ここの出してるプランナー(スケジュール帳)を使っている人もいるかも知れないね。一部のエグゼクティブ〜なサラリーマンに信者が多い、らしい。

これはティーンエイジャーをターゲットに書かれていて、著者ショーン・コヴィーのお父さん、スティーブン・R. コヴィー博士が1970年代に発表した成功者の「7つの習慣」を、若い子ちゃんたにもわかりやすく伝えようと試みたもの。

レビュー
内容(「MARC」データベースより)
これから大人社会での長い旅路に一歩を踏み出す、若い世代のための本。現実の人生をなんとかするのに役立つツール、幸せと成功を手に入れるための7つの習慣を紹介する。96年刊「7つの習慣」を土台としたティーンズ編。


書籍化の企画は日本がしたらしく、著者のノリも書かれているエピソードもアメリカのものなのに、イラストや本のつくりが日本っぽいのが読んでる間にちょっと気持ち悪かった。それはそれとして。

これねぇ、読んでたら、「そんなん、あたりまえやん。きがつかんほーがおかしーわい」と思ってしまうような内容ばかりなんだけど、ヲイラもそゆの、気をつけてはいるけれど、やっぱできてないこと、できてないときがあるから反省しちゃうよねぇ。ヲレ、世界の偉い人ではないし(開き直ってみる)。

「7つの習慣」が提唱するのは
目次
第一の習慣 主体的に行動する―意志も筋トレで鍛えられる!?
第二の習慣 目的を持って始める―自分のミッションと目標をクリアにする
第三の習慣 一番大切なことを優先する―時間管理と優先順位づけを学ぼう
第四の習慣 Win‐Winの考え方―人生は本当に勝ち負けではないの?
第五の習慣 まず相手を理解してから、次に自分が理解される
第六の習慣 協力から生まれる相乗効果―ベスト・ソリューションを見つけよう
第七の習慣 自分を磨こう―自分のための時間

と、目次を見ればだいたい想像がつくと思われますが、いかがっしょ。

ヲイラができているかできていないかは別として、使えそうなエピソードがたくさん入っていてとても参考になった。うろ覚えや聞きかじりになっていたところが補完されたりもしたし、お父さんの著書のほうも読んでみようかなと。

あと、いちばん反省したのはWin-Winのところで、win-winの考え方自体は広く普及しているので今さらなんだけども、もっと重要なのは”no-deal(win-winでないなら取り引きしないと言う決断をする)”ってことだと思う。ヲイラは「自分にとってメリットがない時の”no-deal”というやつが、うまくできない。ダメはダメって言わないとダメだよね。イヤとなったらイヤなのだけど、判断がすぐ付けられないんだよなぁ…。優先順位の付け方がよくないなんてー、おもいっきし自覚あるしー。

なかなか物事がうまく行かないなぁ、どうしてだろうなぁとか、世の中が悪いんだいっ、という気分になってしまったときに、子供心を思い出してちょっと読んでみると、いいセンセイに心地よく叱ってもらったような、落ち着いた気持ちになれる本、かもしれない。

ちなみに、この本を読んでいる間に友人に会ったとき、「成功者の本ねぇ…。父の力で息子が成功しちゃってるジャン、説得力あるかも(笑)」と言っていたのが面白かった(笑)。偉大な博士の息子さんである著者、現在はフランクリン・コヴィー社の陽気な副社長。すてきなパパでもあるらしい。いいな、こういうお父さん。
どくしょかんそうぶん | comments(0) | trackbacks(1)
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